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動物別症例集 15ページ目

犬の断尾(日本テリア)

一般的に、生後2~5日程度の子犬に対して予防医学的観点や美容目的で断尾が行われます。

断尾の方法は、結紮法と切断法のふたつがあります。

犬の僧帽弁閉鎖不全(MMVD)

犬の僧帽弁閉鎖不全症は、老齢の小型犬に多くみられる心臓病で、早い場合には5~6歳で症状が現れることもあります。僧帽弁(心臓の中にある血液の逆流を防ぐ弁)が肥厚し、弁がしっかり閉じなくなることで生じます。

症状は、咳が出る、疲れやすい、運動をしたがらないなどです。また、病状が進行すると肺水腫を引き起こし、呼吸困難となることもあります。

犬の橈尺骨骨折

トイプードル、チワワ、ポメラニアンなどのトイ犬種といわれる小型犬やイタリアン・グレーハウンドなどの前肢は細いため衝撃に弱く、ソファから飛び降りて骨折してしまったり、抱っこ中に落下して骨折してしまうケースが多いです。
前腕部は橈骨と尺骨から構成されますが、それらをまとめて骨折することを橈尺骨骨折とよびます。

骨折の程度にもよりますが、通常は手術を行って体内にプレートを埋め込んで骨を固定する必要があります。
ヒビ程度であればギプスなどの外固定でも治癒することがあります。

後日レントゲン撮影で骨の癒合が確認できたら、再度手術をしてプレートを摘出します。

ちょっとの不注意で二度も手術をするような大掛かりな事態になってしまいますので、高いところには登らない、高いところから飛び降りない、などのしつけを普段から行っておくことが重要です。

犬の椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは人と同じように椎間板が飛び出で、脊髄を圧迫している病気です。
小型犬に多く発症しやすく、コーギー、ビーグル、ダックスフンド、シーズーなどになりやすいといわれております。

歯の病気

犬が高齢化していくとよくあるのが歯周病です。「ワンちゃんのお口がくさい」と感じたら注意が必要です。茶色い歯石が歯の表面を覆ってたりしてませんか?また、ハグキが赤くはれたりしていませんか?歯石によって歯肉が侵される病気で5歳以上のわんちゃんの実に8割以上が歯周病とも言われています。

そして、匂いだけではなく食事にも影響がではじめます。ワンちゃんがごはんを食べるときに痛みを感じたり、ひどくなると細菌が血管から進入して感染症を引き起こすことも・・・。

そうなると歯を抜かなければならなくなります。 歯磨きと定期的な歯科検診で歯石を除去し、歯肉炎の予防をしましょう。

皮膚炎

ワンちゃんの皮膚炎も増えています。皮膚炎にはいろいろ種類があります。

1. ノミ・ダニなどの寄生虫性皮膚炎
2. 細菌感染による細菌性皮膚炎
3. カビによる真菌性皮膚炎
4. ホルモン異常による皮膚炎
5. アレルギー性皮膚炎

皮膚炎の原因を特定してから、しっかり治療しましょう。

フィラリア症

フィラリアは寄生虫で心臓に住み着いてさまざまな障害を起こす細長い虫です。
長いと30cm弱もあったりします。フィラリア感染犬の血中のミクロフィラリアと呼ばれる子虫が蚊の体内に取り込まれ、蚊の体の中で成熟し感染幼虫になっていきます。そうすると、この蚊が他の健康な犬の血を吸血し、その際に寄生してしまうのです。まれに猫、フェレットでもみられます。
よって、蚊のいる時期に予防が必要です。当院では5月中にミクロフィラリアの感染の有無を検査し、6月から12月まで予防をしています。

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