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犬の胃捻転胃拡張症候群
胃がねじれて拡張してしまう急性の病気のことを胃捻転胃拡張症候群と言います。最悪の場合、死に至ることもあります。食後の激しい運動・多量の食事を一気に食べる・遺伝的要因などが原因で、どの犬種でも起こる可能性はありますが、一般的には胸の深い大型犬で起こりやすいです。症状としては落ち着きがなくなる・お腹が張る・よだれ・吐く仕草などが初期でみられ、立てなくなったり、ショック症状がみられる末期では死亡率が高いので注意が必要です。治療法は、手術による捻転の修復と固定術が必要になる事が多いです。
犬の口腔内メラノーマ
皮 膚・口の中・足裏などにできる癌として一般に知られているものとして、黒色腫といわれるメラノーマがあります。場所により様々で、皮膚は良性、その他は悪 性のもの(悪性黒色腫)が多いです。
悪性のものは転移しやすく、外科的切除術(転移していない場合)、放射線療法、化学療法などの治療法があります。