HOME > 動物別症例集 > > 2ページ目

動物別症例集 : 猫 2ページ目

猫の子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、「開放性」と「閉塞性」に分けられます。開放性では膿が外陰部から排泄され、気付くことが多いですが、閉塞性では気付きにくく重症化します。

治療は、卵巣・子宮全摘手術です。ショック状態にある場合には、状態を安定させるために点滴や抗生剤の投与を行います。
若いうちに避妊手術を行えば、子宮蓄膿症だけでなく乳腺癌の発症を予防することができます。

猫の縦隔型リンパ腫

猫白血病ウイルス(FeLV)の感染が関与し、FeLV陽性の若齢の猫に発症することが多いと言われています。
元気消失、食欲・体重の低下、嘔吐、下痢が見られます。胸水が溜まると咳、呼吸困難、チアノーゼなどの呼吸
器症状が見られます。

治療は抗癌剤を用いた化学療法が行われます。胸水が溜まって呼吸困難の場合は、胸水を抜去します。
予防としては、発症に関与するFeLVに感染しないようにワクチン接種を行い、室内飼いにして、感染の可能性を
できるだけ減らすことが重要です。

猫の下部尿路疾患(FLUTD)

猫の泌尿器系の疾患のことを猫下部尿路疾患(FLUTD)といい、膀胱炎や膀胱や尿道の尿石症、尿道炎などのことをさします。

治療:症状によって様々ですが、尿道結石などで尿道が閉鎖されている場合には緊急の処置となります。尿道の通りを良くするためにカテーテルを用いて洗浄をおこないます。閉鎖されて時間がたっているばあいには点滴治療もおこないます。

<<前のページへ12