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動物別症例集 : 小鳥 2ページ目

セキセイインコの疥癬

疥癬症は鳥のくちばしや目の周辺の皮膚にカサブタのようなものができ、とても痒がります。特にセキセイインコに発症しやすいです。トリヒゼンダニ(寄生虫)による感染が原因で、痒いので鳥かごにこすりつけます。

治療法:週に1度の注射を約4~5回やります。

ボタンインコのキサントーマ(黄色腫)

キサントーマはオレンジ色の腫瘤として発見されます。原因は持続発情による高脂血症が関連し、外的刺激が加わることで発生します。翼端部のキサントーマでは、重量の増加で飛べなくなり、自咬も多いです。

治療は高脂血症の改善と発情抑制の内科治療を行いますが、効果がない場合には外科摘出を選択します。

文鳥の卵塞症(卵詰まり)

卵詰まりは、寒冷や環境変化のストレス、高齢、低カルシウム血症、産道弛緩不全、卵管口閉塞、骨格異常、腹壁ヘルニアなど様々な原因で起こります。

症状は、元気・食欲の低下、膨羽、腹部膨満、排便障害、血液の付着した糞便などがみられますが、すぐに症状を示さない場合もあります。

診断は、他の腹部の疾患との鑑別や併発疾患を確認するためにもレントゲン検査が必要です。

治療法は、指で卵を押して強制的に排出させる卵圧迫排出処置があります。

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