よくある病気
インコの肝疾患
飼育環境が発情しやすい状態であると鳥は持続発情状態となり、エストロジェンが持続的に分泌され、高エストロジェン血症を起こします。そして常に肝臓から血液中へ蛋白質が放出されることにより肝臓が疲労し、肝機能障害が起こってきます。
診断はレントゲンで肝臓の大きさや形状の評価を行います。高エストロジェン血症によって骨に過剰にカルシウム沈着を起こした状態を多骨性過骨症と言います。
治療は、飼育環境の改善や薬物による発情抑制と、肝臓薬の内服が必要です。
犬の橈尺骨骨折
治療は通常プレート法によって行います。骨折が治ったのを確認後、再度手術をしてプレートを摘出します。
ハリネズミの疥癬(ダニ)
診断は、皮膚の掻爬検査で成体や卵を検出します。治療は、ダニ駆除薬(イベルメクチン)の注射を週1回、計4~5回行います。
鳥の骨折
人が踏んだり、挟んだりすることによって、脚や翼を骨折することがあります。特にセキセイインコや文鳥は手乗りとなりやすく、人の後をついて回ることがこれらの事故の原因となります。
小鳥の骨折の手術は、折れた骨の中にピンを挿入して固定する方法が一般的です。術後はギプス固定をして、骨が回転しないようにします。
骨が癒合するのには、3週間ほどかかります。レントゲンで骨の癒合が確認できたら、ピンを抜きます。

ウサギの子宮疾患
5歳以上の雌ウサギの約60%が子宮疾患になると言われています。子宮水腫・子宮内膜炎・子宮蓄膿症・子宮腺癌などです。
外陰部からの出血・乳腺の腫脹・食欲不振・腹部膨満などの症状が見られます。
治療としては手術で子宮と卵巣を摘出することになります。したがって、子宮疾患は避妊手術を受けることで予防できますので、生後7ケ月前後にすることをお勧めします。

カメの中耳炎

子宮蓄膿症
フェレットの副腎疾患
誤食

フクロモモンガの自咬症

犬の膵炎
症状は、急性と慢性で異なります。急性膵炎では、発熱や元気・食欲の低下、腹痛、浅速呼吸、嘔吐や下痢、脱水などがみられ、重症の場合には命に関わることもあります。慢性膵炎の場合、程度は軽いものの、急性膵炎とよく似た症状を断続的に起こします。
診断はレントゲンと血液検査、犬膵特異的リパーゼ(Spec cPL)の評価で行います。
犬膵特異的リパーゼ(Spec cPL)
200µg/L以下:膵炎を除外。肝疾患・腎疾患・胃腸疾患及び他の疾患を疑う。
201~399µg/L:膵炎の可能性があり、再検査が勧められます。臨床徴候が存在するなら他の疾患を除外し、1~2週間以内に再検査。無症候性なら3~4週間以内に再検査が勧められます。
400µg/L以上:膵炎を示唆します。
治療は内科治療が主で、輸液をしながら制吐剤や鎮痛剤、抗生剤、蛋白分解酵素阻害剤などの投与を行います。
ウサギの毛球症
毛球症になると元気・食欲がなくなり、便が小さくなり数も減っていきます。進行すると、胃や腸にガスが溜まったり、胃の出口(幽門)が閉塞し危険な状態になります。
基本的には内科療法で、重度の場合には外科手術が必要な場合もあります。予防としては、定期的なブラッシングや、毛球形成防止剤の内服があります。

猫の下部尿路疾患(FLUTD)
頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する、血尿、など膀胱炎の症状が現れます。また、尿道結石や尿道栓子などにより尿道が閉塞し、排尿ができない状態になると、急性腎不全を起こし、尿毒症を引き起こすことがあります。
治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。カテーテルを用いて尿道の閉塞を解除し、膀胱内を洗浄します。尿道閉塞を起こしてから時間がたって急性腎不全に陥っているようであれば、点滴等の治療も行っていきます。

犬の椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアで脊髄が圧迫されると様々な脊髄障害が出ます。この脊髄障害は重症度によって5段階に分類され、段階によって選択する治療法が違います。

爬虫類の代謝性骨疾患 Metaboric Bone Disease (MBD)
飼育環境の改善が必要で、注射や内服薬が必要な場合があります。


歯の病気
そして、匂いだけではなく食事にも影響がではじめます。ワンちゃんがごはんを食べるときに痛みを感じたり、ひどくなると細菌が血管から進入して感染症を引き起こすことも・・・。そうなると歯を抜かなければならなくなります。
歯磨きと定期的な歯科検診で歯石を除去し、歯肉炎の予防をしましょう。
皮膚炎
①ノミ・ダニなどの寄生虫性皮膚炎
②細菌感染による細菌性皮膚炎
③カビによる真菌性皮膚炎
④ホルモン異常による皮膚炎
⑤アレルギー性皮膚炎
皮膚炎の原因を特定してから、しっかり治療しましょう。
フィラリア症
よって、蚊のいる時期に予防が必要です。当院では5月中にミクロフィラリアの感染の有無を検査し、6月から12月まで予防をしています。
犬の膝蓋骨内方脱臼
膝蓋骨内方脱臼とは膝の「おさら」が、内側にずれて(脱臼)しまうことです。一般に内方脱臼は小型犬(チワワ、ポメラニアン、パピヨン、ヨークシャー・テリア、トイ・プードル、シーズー、マルチーズ)に多くみられます。逆に、外方脱臼は大型犬に多くみられます。
先天的、あるいは何らかの障害(外傷など)によって発生します。原因は様々で、骨構造・筋腱・滑車溝(膝蓋骨が収まる溝)の異常が考えられています。
肝臓の病気
●水を異常に飲みたがる
●よく吐くようになった
●食欲がなくなってきた
●口が臭い
●トイレの回数が増えた
こういった症状がめだつようなら、慢性肝不全の疑いがあります。肝不全が発見される頃にはある程度病状が進んでいることが多く、人間と同じで長く付き合っていかなければなりせん。
脂肪肝などの習慣病は人間と同じですから適度な食事と適度な運動を心掛けるようにしましょう。

